Voyage
「あっ!」
抱いていた息子が不意に声を上げた。
「ちちうえ、とり! おおきい」
アラゴルンの腕の中でエルダリオンは伸び上がるようにして、小さな指を空に向かって突き出した。長い翼を大きく広げた鳥がアンドゥインの上空を旋回している。澄んだ青空を背景に、白い腹の色が目立った。アラゴルンは船べりに寄りながら、幼い我が子に言った。
「ああ。あれはミサゴだ」
胸元にある褐色の帯が太い。おそらく雌だろう。
「みさご?」
「そう。魚を獲る猛禽類。鷲や鷹の仲間だ」
「おさかな、とるの?」
エルダリオンの青い目が興味津々といった様子でミサゴを追った。アラゴルンはそんな我が子の様子に目を細めた。船は流れに乗って大河を下っている。先頃、ペラルギアの港を整備し拡張した。その視察のための航海だった。
エルダリオンが注視する中、ミサゴは旋回を止め、体勢を整えるかのように宙で羽ばたいた。そして、すっと翼をたたむや、真っ逆さまに流れへ突っ込んでいった。
「あ……」
エルダリオンが息を呑む。ミサゴは爪の開いた長くがっしりとした足を突き出しながら、飛び込んだ。しぶきが上がって、ミサゴの姿は水中へ消える。
しかし、すぐにミサゴは水に浸かったとは思えない力強さで空中へと羽ばたきあがった。けれど、その鋭い爪は何もつかんでいなかった。どうやら獲物に逃げられたらしい。
「失敗したな」
ミサゴは上空へ舞い上がり、再び旋回をはじめた。
「おさかな、とれなかったの?」
エルダリオンが幾分がっかりした顔で訊く。
「ああ。でも、また飛び込むだろう」
鳥や獣は腹が減っているから狩りをする。一度の失敗で諦めはしない。
「ほんと?」
エルダリオンはぱっと顔を輝かせ、再び視線をミサゴに戻した。船はペラルギアに近づいていく。
「——陛下」
船長が少々緊張した面持ちで歩いてきた。
「申し訳ありません。しばらく港の外で停泊することになります」
「何かあったのか?」
「港に入らないよう、信号旗が上がっております」
「そうか」
アラゴルンは頷いた。港内で何か——おそらくは事故だろうが——あったのだろう。それで、港内への入船を制限しているのだ。
「今、小舟を下ろしております。そちらで上陸なさってください」
「ああ、ありがとう。世話をかけるな。——エルダリオン。行くぞ」
アラゴルンは我が子に声をかけた。もっとも、ミサゴに釘付けの息子から返事があるわけもない。アラゴルンは構わず歩き出した。しかし、小さな敵はそう簡単に歩かせてはくれなかった。
「やー、みさごぉ」
我が子は舷側をはっしとつかみ、身を乗り出した。
「こら、危ない」
取り落としそうになり、アラゴルンは慌てて小さな身体を抱え直した。なんとか舷側から引きはがしたが、その代わりのように髪を引っ張られ、髭をつかまれた。
「こら、引っ張るな」
叱ると素直に手を放したが、なんとも恨みがましい目でじっとりと見つめられる。
「みさご」
上空を舞う鳥の名が繰り返された。余程気に入ったらしい。大抵のことは聞き分けるが、ときどきこうしてわがままを言う。一旦こうなるとかなり頑なで、少々のことでは気を逸らせない。いったい誰に似たのやら、と思うが、執政職を務めるファラミアは「陛下も頑固でらっしゃるでしょう」と笑う。アラゴルンは心外だった。自分は義父の髪を引っ張って駄々をこねた憶えはない。
「陛下」
程度の低い父子の攻防を見かねたのか、若い侍従が声をかけてきた。
「わたしが殿下と一緒に残ります」
ありがたい申し出だったが、それでは子供のわがままを通してしまうことになる。アラゴルンは少し迷った。が、結局、申し出を受けることにした。ここで無理に下ろしても、エルダリオンに公務はない。馬車で公館へ運ばれ、夕食まで時間を潰すだけだ。もちろん、王太子が退屈しないよう遊び相手はいるが、それなら、ミサゴを眺めさせていても事情は大して変わらない。
「ありがとう。じゃあ、頼むよ」」
アラゴルンは侍従に息子を渡した。
「エルダリオン。ミサゴを見ていていいが、ちゃんと彼の言うことを聞くんだぞ」
言い聞かせるとエルダリオンは大きく頷いたが、すぐに空を見上げた。ミサゴはまだ近くを旋回していた。しかも二羽に増えている。息子の顔が喜びに輝くのがはっきりとわかった。
——父親も形なしだな。
アラゴルンは肩を竦め、小舟へ下りていった。
◆◇◆◇◆◇◆
桟橋に降り立つ主君の姿を認め、ファラミアは足を速めた。エレスサールより先立つこと二日、王の視察を滞りなく済ませる、その準備の仕上げにペラルギアへ入っていた。
「入船を制限しているようだが、事故でもあったのか?」
エレスサールはファラミアを見ると、挨拶もそこそこに港の入船規制について訊いてきた。
「荷を下ろしているときに事故があったようで、その片づけに時間がかかっているそうです」
「怪我人は?」
「数人いたようですが、全員、施療院に運ばれたそうです。——すみません。わたしも先程ここに来たばかりなので……」
詳しいことはわからないと、ファラミアは苦笑した。
「必要があれば声をかけるよう言っておきましたが、対処できると丁重に断られました」
現場の者は中央の人間——それも国政の中枢にいる執政——に口を挟まれるのを好まない。こちらにその気がなくても、監督されているようだと煙たがられるのだ。下手に出しゃばると後々しこりを残すことになりかねない。現場で対処できることなら任せておいたほうがいい。
「きちんと対処できているなら、任せておけばいいさ」
エレスサールも同じ考えなのだろう。穏やかに笑った。
「ところで、エルダリオン様は?」
ファラミアは周囲を見まわした。
「ご一緒だと伺いましたが」
「ああ。彼女に夢中なんだ」
エレスサールがアンドゥインを振り返った。青灰色の眼差しが、上空を飛んでいる二、三羽の鳥を指し示す。
「ミサゴだ」
また増えたな、と主はひとりごちた。
「雌ですか」
「一羽は。さっき、狩りを失敗した」
エレスサールは自分が失敗したように苦笑いを浮かべた。
「あの子はミサゴが飛んでいるうちは降りてこない」
そう言って、港の入り口で停泊している船を見遣った。
「殿下はそんなに鳥がお好きでしたか」
「さっきミサゴの急降下を見て目を丸くしていた。それで気に入ったんだろう」
なるほどと、ファラミアは頷いた。猛禽類の急降下は大人でも目を見張る。子供なら尚更。それも初めて見たのなら夢中になるだろう。エレスサールの乗ってきた船の端に小さな姿が見える。木箱にでも立っているのだろうか、侍従らしき若者に肩を支えられていた。
「あんなに端に寄っては危なくありませんか」
「大丈夫だろう。侍従が付いている」
そう言いながらも、エレスサールは船のほうを見ていた。侍従を信用していても、気にはなるらしい。こういうときの主は父親の顔をする。その横顔を好ましく眺めていると、彼の口が小さく「あ」と開いた。青灰色の視線を追えば、今まさに一羽のミサゴが急降下していくところだった。
水面間近で翼を上に広げ、爪を開いた足から川へ飛び込む。水しぶきが上がる中、翼の先だけが見えた。程なくしてミサゴの頭が水から上がり、長い翼が川面を叩くように羽ばたいた。全身が水から離れる。その足にはがっちりと大きな鱒がつかまれていた。飛びながら器用に、獲物の頭を右足で前方に、尾を左足で後方に向ける。次第に高度を上げ、そのまま対岸へ飛んでいった。近くで旋回していた二羽も次々に飛び込み、しっかり獲物をつかみ上げて東岸へ飛び去った。
「これで殿下も船を降りていらっしゃるでしょう」
「だといいが……」
苦笑いして船に目を遣ったエレスサールだったが、不意にその眉が顰められた。
「エルダリオン……」
名を呟くや、さっと桟橋へ走り出す。ファラミアは慌てて追いかけた。
「陛下。どうなさったのです」
「落ちた」
「えっ……?」
まさかと思い船に目を遣ると、先程まで船べりにあった小さな姿が消えていた。侍従が身を乗り出し、呆然自失といった態で川を見下ろしている。川面には何かが沈んだ後のように、波紋が広がっていた。けれど、王太子の姿は見えない。
「小舟を用意しろ!」
ファラミアは怒鳴った。水夫が一人走ってくる。しかし、先を駆ける主君は桟橋に辿り着くや、マントを脱ぎ捨て、止める間もなく川に身を躍らせた。
「陛下っ!」
飛び込んだエレスサールは抜き手を切って下流へ泳ぎだした。彼が目指す方向にぷかりと小さな頭が浮かび上がる。ファラミアはエレスサールのマントを拾い上げ、つながれている小舟に走った。ロープをほどいて飛び乗り、櫂をつかむ。
エルダリオンの小さな姿が浮き沈みを繰り返しながら流されていく。気を失っているのか、もがく様子はない。下手にもがくより、流れに任せたほうが沈まずに済むが……。
はやる気持ちで漕いでいくと、岸の方向からファラミアを呼ぶ声が聞こえた。水夫が小舟で追いかけてくる。ファラミアは流されていくエルダリオンを指した。水夫は心得たように頷き、ファラミアとは別方向からまわり込むように漕ぎはじめた。
そうしているうちにエレスサールがエルダリオンに追いついた。我が子の胸元に腕をまわし、引っぱりながらこちらへ近づいてくる。ファラミアは舟を寄せた。
「頼む」
エレスサールからエルダリオンを渡され、ファラミアは冷え切った小さな身体を自分のマントで覆った。王太子は意識を失っていた。だが、弱いながら呼吸をしている。顔を横向きにし、口を開けさせると少し水が出てきた。大量には飲んではいないようだ。
「どうだ?」
小舟のへりに手をかけたエレスサールが訊いた。
「息があります。大丈夫でしょう」
ファラミアは舟のバランスを取りながら主を引き上げ、ようやく息を吐いた。
「あまり無茶をなさらないでください」
エレスサールにマントを渡しながら、ファラミアは言った。溺れている者に泳いで近づくのは危険だ。泳げない者はありったけの力でしがみつくため、救助に向かった者の動きを封じてしまい、一緒に溺れてしまう恐れがある。エレスサールはそういった事態を回避する術を知っているに違いないが、万が一ということがある。
「我が子が川に落ちたんだ。黙って見ているわけにはいかんだろう」
それはそうだが、闇雲に飛び込むのもどうかと思う。
「——閣下」
水夫が舟を寄せてきた。毛布が差し出される。
「ああ、すまない。先に戻って馬車を用意するよう伝えてくれ。殿下をお送りせねばならん」
「はい」
ファラミアは櫂を握り、ゆっくりと漕ぎ出した。エレスサールはエルダリオンの身を毛布でくるむと、白い頬に手を添えて名を呼んだ。
「エルダリオン」
幾度か呼びかけるうちに、エルダリオンの目が開いた。エレスサールの顔に安堵の笑みが広がる。
「……よかった」
主が感無量といった様子で、毛布ごと小さな身を抱きしめた途端、エルダリオンの口の端から水がこぼれた。
「けふっ……」
まだ水が残っていたらしい。エレスサールが膝の上にエルダリオンをうつぶせにさせ、その背中を軽く叩く。少量の水が舟の底に染みをつくった。
「大丈夫か?」
父王の問いにエルダリオンが小さく頷く。
「船から身を乗り出すのは危ないと言っただろう。こうして落ちることになるんだ。もう少しで溺れ死ぬところだったんだぞ」
濡れた頭を拭いてやりながら、エレスサールが説教をはじめた。九死に一生を得た幼い子供には酷かもしれないが、注意するべきことはきちんと言っておかねばなるまい。王太子にそうそう船から落ちられては、周囲の者は堪らない。
「怖かっただろう。もうしないな?」
俯いた小さな頭にエレスサールが諭す言葉をかける。この状況で返答に相応しいのは「もうしない」や「わかった」などの言葉だろう。しかし、王太子が口にしたのは脈絡のない言葉だった。
「うん……でも、おさかな……」」
「さかな? 魚がどうした」
エレスサールが首を傾げる。父王の問いに、王太子殿下はついさっき溺れかかった者とは思えぬ明るい表情で答えた。
「おっきいおさかな、たくさんいた。こんど、みさごみたいにとりたい」
我が子の無邪気な物言いに、大国の王は言葉を失い、息を吐いて天を仰いだ。
◆◇◆◇◆◇◆
主君父子が川に飛び込んでのち、ファラミアは王の予定の調整に奔走した。エレスサールは衣装を改めて予定をこなしてくれたが、二、三の予定は後日に延期となった。そういった諸問題の協議を済ませ、公館に用意された部屋に引き取ったところ、見計らったように来客があった。川に飛び込んだエレスサールその人だった。
「いかがですか? エルダリオン様のご容態は」
火酒を注ぎながら、ファラミアは王太子の様子を尋ねた。川から上がったときはなんともなかったエルダリオンだったが、日が暮れる頃になって熱を出した。水に浸かったことで身体が冷えたのだろう。幼いだけに病状が心配だ。
「少し熱はあるが、食欲もあったし気もしっかりしていた。大丈夫だろう」
「それはよろしゅうございました」
とりあえず急を要する容態ではないと知り、ファラミアはほっとした。
「心配をかけたな」
火酒の杯を持ち上げながら、エレスサールが言った。
「予定もかなり狂っただろう?」
「大したことはございませんよ」
ファラミアは微笑して答えた。そう、大したことではない。王太子が溺れることに比べれば。
「あの侍従も気の毒だった。死にそうな顔をして……」
エルダリオンの世話を引き受けた若い侍従は、自分が溺れかかったかのように顔色を失っていた。自ら名乗り出て王太子を預かっておきながら、事故を起こしてしまったのだから震え上がるのは当然だ。
ほんの一瞬、目を離した隙に……と、そんな言い訳は宮仕えの身では通用しない。気性の荒い主だったら、一命で過失を償わされただろう。
だが、寛容で知られるエレスサールは彼を咎めなかった。緊張と恐怖で身を竦ませていた侍従は、王に許されたとわかるや、安堵のあまりその場で失神してしまった。
「まったく……、人騒がせな息子だ」
しみじみとエレスサールがため息を吐く。
「子供はそういうものですよ」
新人の父親にファラミアは笑う。他のことは敵わないが、子育ては自分のほうが先達だ。
「身に覚えがありそうだな」
意味ありげにエレスサールが一瞥した。
「ええ。エルボロンに何度か冷やりとさせられましたから。陛下にもご迷惑をかけたことがありましたね」
今はゴンドール軍内でそれなりの評価を得ている息子も、子供の頃にさまざまな経験をしている。それだけ親も経験させられた。主を巻き込むような事態になったのは、エルボロンが無茶だったせいか、エレスサールが破天荒だったからか……。今となってはいい思い出だ。
「迷惑とは思ってないよ」
心の広い主はあのときと変わらぬ笑みで言った。
「恐れ入ります」
空になった主の杯に酒を注ぐ。
「ミサゴみたいに、か……」
満たされた杯を持ち上げたエレスサールが、感慨深げに呟いた。
「どうなさいました?」
「ん? ……いや、今は川に落ちて溺れかかっていても、いつか“ミサゴみたいに”飛び去るんだろうと思ってな」
主君はさみしげな笑みを浮かべた。子の巣立ちには、喜びとともにもの寂しさが付きまとうものだが……。
「殿下はまだ三つでいらっしゃいますよ」
エルダリオンが成人するのはまだ先の話である。今からそんな哀愁を漂わせていてどうするのだ。ファラミアは吹き出しそうになった。
「二十年も経てば、どこへでも行けるようになる」
「そうかもしれませんが、飛び去ることはありませんよ。旅立ったとしても、必ず帰ってらっしゃいます」
「そうかな」
エレスサールが小さく首を傾げる。
「ええ」」
頷いてから、ファラミアはしかつめらしい顔をつくって言った。
「それにお戻りにならなければ困ります。ゴンドールには次代の王も必要なのですから」
「なるほど。それはそうだ」
エレスサールが小さく吹き出した。
「じゃあ、今日の飛び込みは、エルダリオンにとって保護の手を離れる旅立ちの第一歩だったのかもしれないな」
「本当に旅立たれるときは、もう少し穏便な方法でお願いしたいものです」
厳かな口調で言うと、エレスサールはまた笑った。
「執政殿に同意だ」
いたずらっぽく片目を瞑る。その様子にファラミアも頬を緩めた。
「では、殿下が踏み出した大きな一歩を祝って——」
杯を掲げると、エレスサールも杯を高く上げた。
カツン……。
ささやかな祝いの音が部屋に響き渡った。
END
エルダリオン登場の話ということでリクをいただきましたが、人物よりミサゴの描写に力が入っていてごめんなさいm(_ _)m

ミサゴがどんな鳥かわからない方にはつまらない話かもしれませんね(鳥に興味の無い人は更につまらないこと請け合い <コラ)。管理人も望遠鏡でしか見たことはありませんが(^^;)<ヲイ

ミサゴの狩りについては、実際に肉眼で見たら、細かいところを見極めるのは無理だと思います。あっという間のことでしょうし、そんなに人間の近くで披露してくれるわけもないでしょうから。でも、元・野伏なら見極めが可能かも(笑)。

狩りで見事なダイビングを披露し、ときには一度に二匹の獲物を(足に一匹ずつ)仕留めることもあるハンターですが、つかんだ獲物が大物だった場合、その重みで飛び上がれず、また、放そうにも爪が引っかかって取れず、溺れてしまうこともあるそうです。

主食が魚なので、ハヤブサやオオタカのように他の鳥や小動物を襲うことはまずないようです。そのため、ミサゴが飛来しても水鳥は平然としているとか(ハヤブサが上空を飛ぶと、カモやシギは慌てて飛び立つらしい)。また、苦労して獲った魚も、カラスやトビ(トンビ)、アオサギなどに(ときには同じミサゴからも)横取りされることがしばしばと、凛々しい外見の割にヘタレ(酷)な面があるそうです(カラスは集団でオオタカも追いかけまわすらしいけど)。

日本のレッドデータブック(絶滅のおそれのある野生生物)にリストアップされているそうですが、管理人が暮らす自治体の干潟では通年で姿が見られ、季節によっては20羽以上見られるとか……なんで?(いや、うれしいけど ^^;)

と、ミサゴの話はこれぐらいにしておきまして——、
拙サイトでは“聞き分けの良い素直な性質”になっている王太子ですが、なかなか人騒がせなこともするようです(笑)。そのつもりで飛び込んだのか、落ちたのか……果たしてどちらだったのか。何にせよ、おとーさんはごくろーさまでした(笑)。